社名の由来

日本人は和の民

聖徳太子の17条憲法は、みんなさんが学校で習ったように、日本で最初の憲法です。

その出だし第1条に、「和を貴しとし、忤(さか)ふること無きを宗とせよ」とあります。

和は(やわらぎ)と読み、古来から日本人には和が念頭にある国民だと分かります。

「忤(さか)ふること無き」とは「お互いに争いをしないことを、心がけよ」という意味で

これは「なあなあ」でやっていこうということではありません。それぞれがしっかりした

信念を持って、高貴な心でやりなさいといういみです。

トラブルがあった時には、戦争や争い事にならないように、お互いの意見を調和・調節していきなさいといってます。

論語に、「子曰く、君子は和(わ)して同(どう)ぜず、小人は同じて和せず。」とあります。

「和(わ)」の言葉の意味は、なごむ、温和、和気あいあい、平和など安らかで和やか、戦争や争いが、ない事です。

ところがこの論語で言う「和」は意味がちょっと違います。

和には、うまく混じり合う、音楽で使う「和音」に使われる和です。例えばドミソという和音があります。ドという音、レという音、ソという音それぞれの音は、しっかり主張されていますが、同時に弾くと和音となり、うまく混じり合います。調和とか中和もこの意味をもつ和です。

「同(どう)」の言葉の意味は、同じという意味ですよね。同じものが混ざり合っても、でき上がりは、同じものです。同は迎合する(自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合せること)ことを意味します。

このことから、「君子和して同ぜず」とは、君子は心穏やかで皆と調和するつまり、自分の意見をしっかり持ちながら、お互いに折り合いをつけることができるのが君子です。

だから逆に、「小人同じて和せず」とは、信念がないから、人の意見にすぐ迎合します。

学校や集団のいじめなどは、まさにそうで自分がいじめられたくないから、一緒になっていじめてしまう。いじめを見て見ないふりをするのも小人のやることです。

ただ仲良く手をつなぎ、事を荒立てないようにやり過ごすことじゃない、和を乱すのはいけないといいますが、自分の意見を言って、人の意見を聞くこと議論することは、和を乱すことではなく、むしろ議論することは調和するためには、必要なことです。

ですが、悪人に対しては善の気持ちで答えてはいけません。それは悪い事だときっぱり告げ改めさせる気迫も必要です。

「唯(た)だ仁者のみ能(よ)く人を好み、能(よ)く人を悪む」(ただ善人にだけ善の気持ちで迎え悪人には善の気持ちで迎えてはならない)

古来から伝わる日本の心、和を子や孫に伝えることができ、グローバル社会のなかで、日本人である誇りをもった人が世界で活躍できる人であると思います。

木造専門 株式会社 和宇 和田雅徳(致知出版 子供が喜ぶ論語から)

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